はじめに
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このページは物理をやっていて、カックイイと感じたことを書いています。 「微積物理」 こちらは理系の高校生、予備校生向け。 高校で力学を習ったはいいけれど、法則があとからあとから出てくるだけでちっとも分からなかった、という普通の高校生が対象です。 でも、そう感じるのも無理もない。高校では、物理と数学のカリキュラムの関係で、微積分を大っぴらに使えないから、各法則がどういう関係にあるのかと、俯瞰する観点が抜け落ちてしまっている。だから暗記科目みたいで、全然面白くない。実はかく言う自分もそうでした。 力学の範疇では、Newton の運動方程式、たった一つの法則から運動量保存則、角運動量保存則、エネルギー保存則が導き出されることを予備校で教わったときは、「これだよ!僕が物理で教わりたかったことは!!」と、本当に感動したものです。 各法則の関係性を理解するには、道具として数学が使える必要があったのですが、それには数式を扱っているときに、自分がいま、何をやっているか、イメージが持てることが大切です。 そのあたりも書いてみました。 「解析力学」 ここからは大学レベルとなりますが、Newton の運動方程式とは全く別の、最小作用の原理からも自然が記述できること、考えている系の持つ、時空の対称性から各種保存則が導かれることを書きます。 一見、なんの関係性も無いように思える二つの事柄。その背後にこんなつながりがあったとは!宇宙はエレガントだと感じる瞬間です。 「一般相対論入門」 理工系で物理学科以外に進むと、大学でもほぼ出会うことなく終わってしまう一般相対論ですが、とうとう素晴らしい一冊に巡り合いました。 Bernard Schutz: "A First Course in General Relativity" (シュッツ 相対論入門 Ⅰ/Ⅱ 丸善)です。 この本のおかげで相対論(の入門)は理解できたと思えました。それを踏まえて、理工系で物理学科以外を専攻した人向けに相対論の基礎を書いてみました。やっぱり理工系なら相対論は押さえておきたいですよね! 「Others」 ジャンルによらず、物理に限らず、カックイイと感じたことを思いつくままに書いています。 スマホからご覧の方へ:ご訪問、ありがとうございます。コンテンツの文字が小さく感じられたり、機種によっては本文中の英単語が続く日本語に被ってしまうことがあるかと思います(こちらは再読み込みで改善することが多いです)。ご不便おかけします。ルック&フィールももともと、 iPad、PC用に作成しておりますので、よろしければそちらからもご覧ください。
