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微積物理
解析力学
一般相対論・ファイバー束
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解析力学 はじめに
a
微積物理
では、
Newton
の運動方程式から各保存則が導かれることを示した。そこでは現在の位置、速度の情報が初期条件として与えられると、少し先の未来が分かる、という描像だった。
自然を記述する方法には実は全く別のアプローチがある。境界条件として、始点と終点、それぞれの時刻と位置を指定してやると、その間の経路が決まってしまうというものである。
その決定には最小作用の原理を用いる。具体的には経路に沿って、作用(積分)と名づけられた、ある物理量を時間積分した値が、最小値(停留値)をとるような経路を要求すると、それが実際に物体のとる経路となる、というのである。それはまるで物体が予め可能な経路を全て把握した上で条件を満たす唯一つの解を選んでいるように見え、非常に神秘的に思える。
我々人間には、近似法以外に各経路を一つ一つ検証して作用(積分)が最小となるものを見つけるのは困難なので、変分法を用いて、微分方程式に書き直すことを行わざるを得ない。
その結果得られるのが、
Lagrange
形式と
Hamilton
形式である。
両者は
Legendre
変換で結ばれており、対等だが、変数変換できる範囲が異なる。
Lagrange
形式からは、本チャプターで一番お話したい、
Noether
の定理で対象の系における時空の対称性と保存則の美しい関係を示し、
Hamilton
形式からは、
Poisson
括弧式で物理量の時間発展と、古典力学から量子力学への橋渡しとなった量子化について、説明する予定です。
なんだか、「はじめに」が「まとめ」になってしまいましたが、それも予定調和の最小作用の原理ということで。
最小作用の原理(
Hamilton
の原理)
Lagrange
形式
Hamilton
形式
変分法
変分法
Legendre
変換
Noether
の定理
Poisson
括弧式
量子力学
量子化
Heisenberg
方程式
古典力学
Category Contents
解析力学 はじめに
最小作用の原理
━━ 道は一つではない
変分法
━━
Euler - Lagrange
方程式
Lagrange
(ラグランジュ) 形式
━━ 最小作用の原理に直結
Noether
(ネーター) の定理
━━ 系の対称性と保存則
その
Lagrange
方程式は解を持つか
━━ 存在と一意性
拘束力 その1
━━ あえて知りたい時もある
拘束力 その2
━━ 避けて通れぬ時もある
Legendre
(ルジャンドル) 変換
━━ 特性関数に基づく変換
Hamilton
(ハミルトン)形式
━━ 馴染みのある特性関数
最小作用の原理と
Hamilton
形式
━━ 原理と定理
電磁場中の荷電粒子
━━ ミニマルな相互作用
What's New
Topics:
多重平行平板コンデンサー
━━ 試験での近道
Fermi
準位は電気化学ポテンシャルである
━━ バンド図の縦軸は何か?
理想気体のエントロピー
━━ 熱力学からの導出
Topics:
ドップラー効果 前編
━━ 暗記するな、図を描け
Topics:
ドップラー効果 後編
━━ 2次元の場合
Topics:
ベクトルの平行移動
━━ 相対論への第一歩
Topics:
はね返り係数
━━ 運動量はいつでも保存する
運動量保存則
━━ 第2 第3法則の合わせ技
Legendre
(ルジャンドル) 変換
━━ 特性関数に基づく変換
その
Lagrange
方程式は解を持つか
━━ 存在と一意性
電磁場中の荷電粒子
━━ ミニマルな相互作用
最小作用の原理と
Hamilton
形式
━━ 原理と定理
拘束力 その2
━━ 避けて通れぬ時もある
拘束力 その1
━━ あえて知りたい時もある
Hamilton
(ハミルトン)形式
━━ 馴染みのある特性関数
熱力学の基礎 清水明
━━ この教科書がすごい
変分法
━━
Euler - Lagrange
方程式
坂間先生のこと
━━ 恩師と仰ぐ方