◇ 第二部 一般相対性理論入門お勧めの教科書はBernard Schutz: "A First Course in General Relativity" (シュッツ 相対論入門 Ⅰ/Ⅱ 丸善)。Local Flatness Theorem を用い、局所慣性系で議論を進めていく過程が大変分かりやすく、また面白かった。これまで何冊か読んでみたが、最後は決まって字面をただ追っているだけになっていた一般相対論が、この本で初めて相対論(の入門)が理解できたと感じた。 章立ても巧みで、章の終わりに次の章へのイントロがさりげなく書かれていて、モチベーションを高めてくれる。とはいえ、基本的な部分でしっくりこなかった箇所もあったので、自分も含め、理工系で物理学科以外を専攻した人向けに、一般相対論の基礎を理解してもらうことを目標としています。